日頃からフィギュアや人形を収集していて、お店にも足を運んだり、同じ趣味を持つ仲間と情報を色々と共有をしたりもしているのですが、近頃はラブドールの世界がすごいことになっているようで、そのこだわりもかなりハイレベルなものとなっているようです。やはり昔ながらのダッチワイフとは全くレベルが違ってきていて、生身の人間が目の前にいるかのような錯覚に陥ります。ラブドールを世の中の人々がそれほど必要としているのかも正直疑問でしたし、そんなにもニーズがあるものかなとも思ったのですが、これが相当根強いマニアがいるようですし、歴史も意外と長いようなのです。1970年代後半からすでにラブドールを製造する会社は存在しているということで、すでに40年以上もの歴史があるそうです。人形そのものの歴史と比較すると短いように思われますが、ラブドールのようにこれだけ精巧な人形作りが40年も前から行われていたということは、やはりそれだけ需要があったと考えられます。目的としては男性の性欲発散が主なものであることは言わずもがなではありますが、その目的のみならず、障害者の性欲の処理にも使用されているようです。障害者にとっては性欲の処理は大きな課題とされてきましたし、ラブドールが作り始められた当初は、障害者に対する理解も現在のようになく、風俗店から断れるようなケースも当然のようにありました。しかし、ラブドールが登場した後には、そうした課題に対しての解決の一助にもなりましたし、社会的な役割も大きく広がってきました。また、製造技術も相当発展してきており、よりリアルなラブドールの製造を各企業が研究を重ねています。ラブドールはどうしても自発的に動くことがない分、いかに生身の人間らしさを出すかどうかが重要となります。そのため、特殊なシリコンを使用してより人間らしさを出してみたり、専用のウィッグを開発したりもしています。ただし精巧になればなるほど、メンテナンスも必要となってきますので、一度ラブドールを購入してしまえば一生使えるというものでもありません。長い年月を過ごして行くためには、購入者の方もしっかりと愛情を込めていかなければなりません。また、使い古されてしまったラブドールは販売元の方に里帰りという形で破棄されることになります。現在のようにあまりにもリアルすぎるラブドールともなりますと、死体と間違えられるようなケースもあるので、ラブドールを購入したら、きちんと最後まで責任をもつ必要もあるのです。